最近何気なく動画サイト「YouTube」で、元プロ野球選手「清原和博氏」と「桑田真澄氏」のプロ野球人生の振り返りの動画を見ました。
私は、清原氏と桑田氏と全くの同学年ですので、自分の社会人人生も振り返り、色々考えさせられるものがありました。
「YouTube」に限らず、いろいろな動画で、いろいろな方面でご活躍されている方々の考え方を勉強させていただいております。
最近、大変勉強になった動画の一つに「プロフェッショナル仕事の流儀:南場智子氏」があります。この方は言うまでもなく、有名なIT企業の経営者です。大変勉強になる部分が多い動画でした。その中でも、冒頭の部分がとても印象に残りました。それは、学生向けの会社説明会で、学生より社内研修の充実度を質問された部分です。南場智子氏はこのように話していました。
「研修については不備です。私は人が人を育てるとは思わない。仕事が人を育てると思っています。」
まさに同感です 。 いくら一生懸命、座学の研修を受けても、それだけでは仕事はできるようにはならないし、人としても成長しないと思います。
目の前にある課題について、自ら考え、自ら情報を収集し、行動し、それに対してでた「現実の結果」を分析し、次の行動を考えていくことの繰り返しでしか無いと思います。
「現実の結果」がハッピーな結果であればいいけれど、アンハッピーな結果であればあるほど、次の対策を自分で考え行動していくしか無いと思います。辛いこともあるかもしれませんが、それを乗り越え出た結果については、本人の自信はもちろん、周りの人々や、組織に与える影響はとても大きいと思います。
私たちの組織は、一人ひとりが自分で考え行動していく、そんな組織でありたいと考えています。
2008年3月26日、桑田氏がメジャーリーグ挑戦を断念し、引退を決意しました。
その時、新聞記者から、「桑田氏への一言」を求められた「清原氏の言葉」。「この言葉」を、日々、辛いけど、自分で考え、行動し、結果を出している従業員の方々にかけたいと思っています。また、みんなが、「この言葉」をかけ合える組織でありたいし、私自身もずっと「この言葉」をかけ続けられたいと思っています。
「 お前、かっこ良かったよ」
頑張ります。
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